郵便局で両替できる?2026年最新の手数料と小銭をお札に替える方法を徹底解説
郵便局で小銭をお札に替えたい、新札を用意したい、あるいは手元の硬貨をまとめて預けたい。そんなときに知っておきたいのが、郵便局とゆうちょ銀行では、一般的な両替と預け入れ・払い戻しが別の取り扱いになっていることです。2026年10月現在、ゆうちょ銀行の窓口では硬貨を100枚まで無料で預け入れられますが、ゆうちょATMで硬貨を伴う預け入れをすると、1枚から手数料がかかります。
さらに、紙幣の種類や枚数を指定する場合は「金種指定料金」が発生することがあります。新札への対応や外貨両替の取り扱いにも違いがあるため、目的に合わない方法を選ぶと、必要以上の費用を負担しかねません。ゆうちょ銀行の公式料金表・FAQと、三菱UFJ銀行、三井住友銀行、みずほ銀行の公式手数料案内をもとに、2026年の料金体系と損をしない現実的な方法を整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 要点1:郵便局は一般的な両替専門窓口とは異なる。ゆうちょ銀行の貯金窓口では、預け入れや払い戻しを利用して現金を扱える。
- 要点2:窓口での硬貨預け入れは1~100枚まで無料。ATMでの硬貨預け入れは1~25枚でも110円かかる。
- 要点3:金種指定や新札の希望には別料金が発生する場合があり、外貨両替は2021年12月30日に終了している。
【2026年最新】郵便局で両替できる?現在の取り扱いを解説
結論からいえば、郵便局で希望する金額をそのまま別の金種に交換できると考えるのは避けたほうがよいでしょう。ゆうちょ銀行では、通常の預け入れ・払い戻しや、窓口での金種指定といった手続きを通じて現金を扱いますが、一般的な両替専門サービスと同じではありません。
例えば、財布にたまった10円玉や100円玉を紙幣に替えたい場合、現実的な方法は、ゆうちょ銀行の口座へ硬貨を預け入れたうえで、紙幣を引き出すことです。一方、1万円札を千円札10枚にしたい場合は、払い戻しの際に金種を指定する手続きが関係します。
この2つは似ているようで、料金体系が異なります。硬貨を預け入れるときは「硬貨取扱料金」、紙幣や硬貨の種類・枚数を指定して払い戻すときは「金種指定料金」が問題になります。目的を取り違えないことが、余計な手数料を避ける第一歩です。
また、郵便局ならどこでも同じ貯金サービスを利用できるわけではありません。郵便窓口のみの局や、硬貨を扱えないATMもあります。来局前に、貯金窓口の有無やATMの対応状況を確認しておくと安心です。

【料金比較表】窓口・ATM・銀行の両替手数料はいくら?
2026年10月時点で公式に掲載されている主な料金をまとめました。ゆうちょ銀行は預け入れと金種指定を分けているのに対し、一般的な銀行の両替手数料は、窓口での両替や新札への交換などを対象とする場合があります。サービス内容や枚数の数え方が異なるため、単純な金額だけで優劣を判断しないことが大切です。
| 取扱い・金融機関 | 主な手数料(税込) | 注意点 |
|---|---|---|
| ゆうちょ銀行・窓口での硬貨預け入れ | 1~100枚:無料 101~500枚:550円 501~1,000枚:1,100円 1,001枚以上:500枚ごとに550円加算 | 預け入れ・払込みなどで硬貨を持ち込む場合。硬貨の計数後に取り消しても料金がかかる。 |
| ゆうちょATM・硬貨預け入れ | 1~25枚:110円 26~50枚:220円 51~100枚:330円 | 1回100枚まで。手数料は口座残高から徴収される。 |
| ゆうちょATM・硬貨払戻し | 硬貨1枚以上:110円 | ATMでは硬貨の金種を指定できない。硬貨対応ATMと利用時間にも制限がある。 |
| ゆうちょ銀行・窓口での金種指定 | 1~50枚:無料 51~100枚:550円 101~500枚:825円 501~1,000枚:1,100円 1,001枚以上:500枚ごとに550円加算 | 指定後の持ち帰り枚数で判定。新券を指定した場合も対象となる。 |
| 三菱UFJ銀行・窓口両替 | 1~10枚:口座保有者は無料、その他550円 11~500枚:770円 501枚以上:500枚ごとに770円加算 | 無料条件や枚数の数え方に指定がある。新券への両替も対象。 |
| 三井住友銀行・窓口両替 | 1~10枚:口座保有者220円、口座未開設者330円 11~500枚:770円 501~1,000枚:1,540円 1,001枚以上:500枚ごとに770円加算 | 持ち込み枚数と持ち帰り枚数の多い方を基準とする。 |
| みずほ銀行・窓口両替 | 1~10枚:口座保有者は1日1回無料、その他770円 11~500枚:990円 501枚以上:1,980円。以降500枚ごとに990円加算 | 口座保有者の無料条件や店舗ごとの取り扱いを確認する。 |
※料金は各金融機関の公式手数料案内をもとに整理しています。取扱条件や対象サービスが異なるため、実際に手続きする際は最新の公式案内も確認してください。
表から分かる重要なポイントは、ゆうちょ銀行では「窓口なら硬貨100枚まで無料」という制度がある一方、ATMでの硬貨預け入れは少量でも有料ということです。硬貨を紙幣に替える目的であれば、まず窓口での預け入れを検討する価値があります。
なお、窓口の硬貨取扱料金は2024年4月1日に改定され、51~100枚の預け入れが無料になりました。この改定はゆうちょ銀行が2024年2月22日に公表したものです。過去の料金表を参照すると、現在の制度と異なる場合があるため注意してください。
【なぜ両替できない?】郵便局とゆうちょ銀行の仕組みを理解する
「郵便局に行けばお札を小銭に、小銭をお札に替えてもらえる」と考える人は少なくありません。しかし、郵便局の郵便窓口と、ゆうちょ銀行の貯金窓口は役割が異なります。郵便窓口で郵便物を扱う手続きと、貯金窓口で預金の入出金や金種指定を行う手続きを混同しないことが重要です。
ゆうちょ銀行の公式案内では、窓口で硬貨を預け入れる際の料金と、払い戻しなどで金種を指定する際の料金が別々に設定されています。つまり、硬貨を持参して預金口座に入れることと、現金を希望する種類に交換してもらうことは、制度上、同じ取引ではありません。
背景には、硬貨を扱う際の計数や管理などに手間がかかることがあります。ゆうちょ銀行は2022年1月17日に硬貨取扱料金を導入し、2024年4月1日には窓口料金を改定しました。2024年の公式発表では、導入の目的として「長期安定的なサービス提供」を掲げ、顧客負担を軽減するために料金を改定すると説明しています。
ただし、手数料がかかることと、手続き自体ができないことは別問題です。窓口での硬貨預け入れは可能でも、枚数によって料金が発生します。また、大量の硬貨は店舗や郵便局の混雑状況によって持ち込みを断られる場合があります。数百枚以上を持参するなら、事前に利用予定の貯金窓口へ相談しておくと確実です。
もう一つ注意したいのが、ATMの種類です。ゆうちょ銀行や郵便局の店舗内に設置されたATMでは硬貨を扱える場合がありますが、駅や商業施設などの店舗外ATMや、コンビニなどに設置された小型ATMでは硬貨を利用できないことがあります。ATMならどこでも硬貨を預けられる、という理解は正確ではありません。

【小銭をお札に替える方法】手数料を抑える現実的な手順
財布や貯金箱にたまった硬貨を紙幣に替えたい場合、費用を抑えやすいのは、ゆうちょ銀行の口座を利用し、貯金窓口で硬貨を預け入れてから紙幣を引き出す方法です。硬貨取扱料金の無料枠を使うには、持ち込む枚数を確認しておく必要があります。
手順1:硬貨の枚数を数える。 まず、1円玉から500円玉まで、持ち込む硬貨の合計枚数を確認します。ゆうちょ銀行では、硬貨の金種によって窓口の硬貨取扱料金が変わるわけではなく、合計枚数が料金判定の基準になります。
手順2:100枚以内なら窓口での預け入れを検討する。 窓口では硬貨1~100枚までの預け入れが無料です。例えば、10円玉50枚と100円玉50枚を持ち込む場合、合計100枚であれば窓口の硬貨取扱料金はかかりません。これは硬貨の金額ではなく、枚数によって判定されます。
手順3:預け入れた金額を口座から引き出す。 口座への入金後、必要な金額を紙幣で引き出します。通常の払い戻しと金種指定は異なるため、特定の紙幣を何枚ほしいかまで指定するときは、金種指定料金の対象になるか確認しましょう。
手順4:ATMを使うなら硬貨手数料を計算する。 ATMで硬貨を預け入れる場合は、1~25枚で110円、26~50枚で220円、51~100枚で330円です。窓口で100枚まで無料になる制度とは異なるため、少量の硬貨でも費用が発生する点を忘れてはいけません。
特に注意したいのは、硬貨をATMに預け入れる場合、預け入れ金額がATM硬貨預払料金以下だと取り扱いできないことです。例えば、少額の硬貨だけを預け入れようとしても、手数料との関係で手続きできないケースがあります。
また、同じ日に複数の手続きをする場合、窓口では硬貨枚数を合算して料金を判定することがあります。100枚を超える硬貨を持ち込んで手数料を避けようと、同時に複数の手続きへ分けても、無料枠が単純に増えるとは限りません。100枚以内に収まるように持ち込むことを検討し、大量の硬貨は事前に窓口へ相談するのが現実的です。
なお、口座を持っていない場合は、預け入れを利用する方法がそのまま使えるとは限りません。両替だけを希望していることを事前に伝え、対応できるかどうか、必要な手続きや料金を確認してから来局しましょう。
【新札・外貨】郵便局でできること、できないこと
新札への対応は、金種指定を伴う払い戻しとして相談できます。 ゆうちょ銀行の公式FAQでは、新券の指定は可能とされています。ただし、希望する紙幣の在庫が十分にあるとは限らず、店舗や郵便局の混雑状況によっては、希望する金種の用意や指定自体を断られる場合があります。
ここで押さえたいのが、金種指定料金の計算方法です。ゆうちょ銀行では、指定後に持ち帰る合計枚数に応じて料金が決まります。1~50枚までは無料、51~100枚は550円、101~500枚は825円、501~1,000枚は1,100円です。1,001枚以上では、500枚ごとに550円が加算されます。
通常の1万円札は、金種指定料金の枚数に含まれません。一方、新券を指定した1万円札は対象になります。また、5,000円札以下の紙幣や硬貨は、持ち帰る枚数に応じて料金の対象となります。新札を多く用意したいときは、必要枚数を伝え、料金と在庫を先に確認することが大切です。
さらに、新券を指定できることと、新紙幣・旧紙幣を選び分けられることは別です。ゆうちょ銀行の公式FAQでは、新券の指定は可能でも、新紙幣と旧紙幣を区別して指定することはできないと案内されています。結婚式やお祝いなどで新札が必要な場合は、日程に余裕を持って相談しましょう。
外貨両替は、ゆうちょ銀行では終了しています。 ゆうちょ銀行の公式案内によると、外貨両替の取り扱いは2021年12月30日をもって終了しました。2026年現在、郵便局で円を米ドルやユーロなどの外貨現金に交換するサービスを利用することはできません。
海外旅行などで外貨が必要な場合は、外貨両替を取り扱う銀行、空港の両替所、専門業者などを検討します。比較する際は、表示されている為替レートだけでなく、手数料、受取金額、取り扱い通貨、営業時間も確認してください。外貨両替では、同じ日本円を用意しても受け取れる外貨の額がサービスごとに異なる場合があります。

【プロの結論】目的に合った方法を選べば、余計な手数料は避けられる
郵便局で両替を考えるとき、最初に決めるべきなのは「何を、どのように替えたいのか」です。硬貨を紙幣に替えたいのか、紙幣の種類を変えたいのか、新札を用意したいのか、外貨が必要なのか。この違いを整理するだけで、利用する窓口や必要な料金が見えてきます。
小銭をお札に替えたい人には、窓口での硬貨預け入れが有力な選択肢です。 100枚以内なら硬貨取扱料金が無料であり、口座に預け入れてから紙幣を引き出す方法を検討できます。対して、ATMで硬貨を預け入れると、最少枚数でも110円がかかるため、少量だからといって必ずしもATMが安いわけではありません。
新札や特定の金種を用意したい人は、金種指定料金を確認する必要があります。 ゆうちょ銀行の金種指定は、1~50枚なら無料ですが、51枚以上では料金が発生します。新札の在庫にも限りがあるため、まとまった枚数が必要な場合は、当日いきなり窓口へ行くのではなく、事前に問い合わせておくのが合理的です。
外貨が必要な人は、ゆうちょ銀行以外のサービスを探す必要があります。 外貨両替はすでに終了しているため、郵便局で対応してもらえると期待して出向くと、時間を無駄にしてしまう可能性があります。
一方、銀行と郵便局の料金を比較する際には、単純に「無料の枚数が多い金融機関」を選ぶだけでは不十分です。ゆうちょ銀行の硬貨預け入れと、他行の両替手数料では対象となる手続きが異なります。口座の有無、必要な金種、持ち込む枚数、店舗の対応状況を合わせて判断することが、実際の費用を抑える近道です。
判断に迷ったら、次の基準で選ぶとよいでしょう。100枚以内の硬貨を口座へ預けたいなら、ゆうちょ銀行の窓口を検討する。ATMで硬貨を扱うなら、110円以上の料金を見込む。特定の紙幣や新札が必要なら、金種指定料金と在庫を事前に確認する。外貨が必要なら、別の両替サービスを利用する。この4点が、2026年時点での基本的な判断基準です。
【郵便局両替】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:郵便局で小銭をお札に替えられますか?
A1:一般的な両替専門サービスと同じではありませんが、ゆうちょ銀行の口座があれば、貯金窓口で硬貨を預け入れてから紙幣を引き出す方法を検討できます。窓口の硬貨預け入れは1~100枚まで無料です。ただし、店舗の対応状況や手続き条件を事前に確認してください。
Q2:郵便局で硬貨を100枚預け入れると、本当に無料ですか?
A2:ゆうちょ銀行の貯金窓口では、硬貨1~100枚までの預け入れに硬貨取扱料金はかかりません。ただし、これは窓口での料金です。ゆうちょATMでは1~25枚で110円、26~50枚で220円、51~100枚で330円の料金が発生します。
Q3:郵便局で新札に交換できますか?
A3:ゆうちょ銀行では、窓口で新券を指定した払い戻しを相談できます。ただし、金種指定料金の対象になる場合があり、在庫状況や店舗の混雑状況によっては希望どおりに用意できないこともあります。必要な枚数を伝え、事前に確認することをおすすめします。
Q4:ゆうちょ銀行で外貨両替はできますか?
A4:できません。ゆうちょ銀行の外貨両替サービスは2021年12月30日に終了しています。外貨が必要な場合は、銀行や空港の両替所、専門業者など、現在外貨両替を取り扱っているサービスを利用してください。
Q5:ATMで硬貨を何枚でも預け入れられますか?
A5:ゆうちょATMでの硬貨預け入れは、1回につき100枚までです。また、硬貨を扱えるATMや時間帯にも制限があります。硬貨を伴う通常貯金・通常貯蓄貯金の預け入れや払い戻しは、原則として平日7時~18時の取り扱いです。設置場所によって異なるため、利用前に確認してください。
まとめ:郵便局で両替する前に確認したい3つのポイント
2026年現在、郵便局での両替は、一般的な両替専門サービスと同じものとして考えないことが大切です。ゆうちょ銀行の貯金窓口では硬貨の預け入れや金種指定を利用できますが、それぞれ別の料金体系が適用されます。
特に覚えておきたいのは、窓口での硬貨預け入れは100枚まで無料である一方、ATMでの硬貨預け入れは1枚から有料という点です。また、金種指定は51枚以上で料金が発生し、新札の用意も在庫状況によっては希望どおりにならないことがあります。外貨両替については、ゆうちょ銀行のサービスが2021年12月30日に終了しているため、別の取り扱い先を探す必要があります。
無駄な費用を避けるには、まず硬貨の枚数と必要な金種を確認し、窓口とATMの料金を比較すること。そして、新札や大量の硬貨が必要な場合は、来局前に相談することです。目的に合った手続きを選べば、余計な手数料や二度手間を減らせます。
主な確認資料:ゆうちょ銀行公式「その他の料金」「ATMご利用時間・料金」「硬貨取扱料金改定のお知らせ」「外貨両替/トラベラーズチェック」、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行の公式手数料案内。料金・制度の確認基準日は2026年10月28日です。 (出典: 郵便局 両替(Yahoo!ニュース))