後楽園と岡山城の回り方2026年版!徒歩ルート・共通券・所要時間を徹底解説
岡山観光で後楽園と岡山城を訪れるなら、基本のおすすめルートは「岡山後楽園を散策し、南門から月見橋を渡って岡山城へ向かう順番」です。後楽園は朝早くから開園しており、庭園の景色を楽しんだあと、旭川を挟んで向かい合う岡山城へ歩いて移動できます。2つの名所を別々に訪れるより、移動の無駄を抑えやすい組み合わせです。
2026年10月27日時点の公式案内では、後楽園の一般入園料は大人500円、岡山城の入場料も15歳以上500円で、両施設を巡る大人向け共通券は800円です。後楽園の散策コースは40分・1時間・2時間の3種類が公式に紹介されており、滞在時間に合わせて観光計画を立てられます。この記事では、岡山駅からのアクセス、南門から岡山城への徒歩ルート、開園時間、費用、見どころまで、初めての人にも分かりやすく整理します。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- おすすめの順番:後楽園を先に散策し、南門から月見橋を渡って岡山城へ向かう。
- 所要時間の目安:両施設を主要スポット中心に巡るなら約2時間、じっくり楽しむなら3〜4時間を確保する。
- 共通券の料金:大人800円。個別購入の合計1,000円と比べて200円お得。
【まず結論】後楽園から岡山城へ回る順番が効率的な理由
初めて岡山を訪れる人におすすめしたいのは、後楽園を先に見学し、南門から岡山城へ移動するルートです。両施設は旭川を挟んで近接しており、後楽園の南門と岡山城を結ぶ月見橋を使えば、徒歩約5分で移動できます。
この順番の大きな利点は、開園時間の違いを活用できることです。後楽園は3月20日から9月30日まで7時30分、10月1日から翌年3月19日までは8時に開園します。一方、岡山城の開館は9時です。朝から行動するなら、先に後楽園へ入ることで、岡山城が開くまでの時間を有効に使えます。
また、後楽園の散策後に南門から退園すれば、正門まで戻るための余分な移動を避けやすくなります。園内を歩きながら、延養亭、唯心山、流店、沢の池などを巡り、最後は岡山城方面へ抜けるイメージです。
ただし、後楽園公式サイトで紹介されている40分・1時間・2時間の散策コースは、基本的に正門を起点に園内を巡るモデルです。岡山城とセットで観光する場合は、見学したいスポットを選びつつ、園内の案内表示に従って南門へ向かうように調整すると効率的です。
反対に、岡山城の歴史展示を最優先したい人や、午後に岡山へ到着する人は、岡山城を先に訪れる方法もあります。ただし、後楽園は季節によって最終入園時刻が早いため、午後の観光では両施設の閉館時間を先に確認してください。

【後楽園の散策コース】40分・1時間・2時間のモデルコース
後楽園は、中央にある沢の池を取り囲むように園路が整備された大名庭園です。園内のすべてを同じペースで歩く必要はなく、時間に応じて見どころを選べます。後楽園公式サイトでは、滞在時間に合わせた3つの散策モデルコースが案内されています。
40分コース:主要スポットを優先して巡る
観光時間が限られている人や、岡山城にも十分な時間を残したい人に向いているコースです。後楽園の公式「はじめてコース」では、延養亭、唯心山、流店、井田、茶畑、慈眼堂、沢の池、鶴舎などが紹介されています。
見学のポイントは、建物と庭園の景色を交互に楽しむことです。延養亭周辺で大名庭園の歴史を感じ、唯心山から園内を見渡し、流店で珍しい建築様式に注目すると、短時間でも庭園の特徴をつかめます。
岡山城とセットで訪れる場合は、すべてのスポットを急いで回るより、特に見たい場所を2〜4か所選び、南門へ向かう時間を確保するのがおすすめです。写真撮影や休憩を加えると、公式の目安より時間が延びる場合があります。
1時間コース:初めての観光で最も選びやすい
初めて後楽園を訪れるなら、公式の「スタンダードコース」を基本にする方法がおすすめです。延養亭、廉池軒、唯心山、流店、千入の森、井田、茶畑、慈眼堂、沢の池、鶴舎などを巡り、庭園の景観と歴史をバランスよく楽しめます。
40分コースに比べて、池や林、茶畑などの景色をゆっくり眺められるのが魅力です。季節の花や紅葉を写真に収めたい人にも向いています。岡山城への移動を含める場合は、後楽園での見学時間を約1時間とし、園内の回り方を南門から出やすいように調整するとよいでしょう。
2時間コース:庭園の歴史や細部まで味わう
時間に余裕がある人には、公式の「じっくりコース」が適しています。延養亭、花葉の池、二色が岡、御舟入跡、廉池軒、唯心山、流店、花交の池、茶祖堂、千入の森、井田、茶畑、慈眼堂、沢の池、鶴舎などを巡る内容です。
特に注目したいのは御舟入跡です。かつて藩主が岡山城から舟で後楽園へ渡った際の船着き場の跡で、園内の景観が城と歴史的につながっていることを実感できます。
この2時間コースは後楽園だけで目安時間を使うため、岡山城も見学するなら別途時間が必要です。庭園の散策そのものを旅の主目的にする人や、歴史的な建物をじっくり見たい人に向いています。
【岡山駅からのアクセス】バス・路面電車・徒歩を比較
JR岡山駅から後楽園と岡山城へ向かう方法は、路線バス、直行バス、路面電車、タクシー、徒歩などです。後楽園を最初に訪れる場合と、岡山城へ直接向かう場合では便利な交通手段が異なります。
後楽園へ直接向かうならバスが便利
後楽園公式サイトのアクセス案内によると、JR岡山駅の後楽園口(東口)にあるバスターミナル1番乗り場から、岡電バスの「藤原団地」行きに乗車し、「後楽園前」で下車するとすぐです。所要時間は約10〜15分が目安です。
宇野バスの「後楽園バス」を利用する方法もあります。岡山駅から約10分で「岡山後楽園」へ到着する直行便で、歩く距離を短くしたい人に向いています。運行時刻や最新の乗り場情報は、当日のバス会社の案内で確認してください。
岡山城へ直接向かうなら路面電車
岡山城へ先に行く場合は、JR岡山駅から路面電車の東山行きに乗り、「城下」で下車するルートが便利です。乗車時間は約4〜5分、下車後は徒歩約10分で岡山城に到着します。
バスの場合は「県庁前」で下車し、徒歩約5分で岡山城方面へ向かえます。岡山城公式サイトでは、岡電バス、宇野バス、両備バスの各路線が案内されています。
徒歩・タクシー・車を使う場合
岡山駅から後楽園までは徒歩約25分、タクシーなら約10分が目安です。徒歩で移動すれば市街地の雰囲気も楽しめますが、夏の暑い日や荷物が多い日は、バスやタクシーを使った方が体力を温存できます。
車の場合、後楽園には普通車570台分の駐車場があり、料金は40分あたり100円です。一方、岡山城天守閣には専用駐車場がありません。車で両施設を巡るなら、駐車場所と移動方法をあらかじめ決めておくと安心です。

【料金・開館時間】2026年最新の共通券と費用を比較
後楽園と岡山城を両方見学する場合、料金面で注目したいのが共通券です。岡山後楽園の2026年4月1日更新の入園案内と岡山城公式サイトによると、両施設の大人向け共通券は800円。個別に入園・入場するより200円安くなります。
| 項目 | 2026年の料金・時間 | ポイント |
|---|---|---|
| 後楽園の一般入園料 | 大人500円 | 15〜64歳の一般大人料金。中高生は対象外 |
| 後楽園のシニア料金 | 65歳以上200円 | シニア専用の共通券はない |
| 岡山城の入場料 | 15歳以上500円 | 中学生以下は無料 |
| 後楽園・岡山城の共通券 | 大人800円 | 個別購入1,000円より200円お得 |
| 後楽園の開園時間 | 3月20日〜9月30日:7:30〜18:00 10月1日〜3月19日:8:00〜17:00 | 最終入園は閉園15分前 |
| 岡山城の開館時間 | 9:00〜17:30 | 最終入場は17:00 |
共通券を買うと本当にお得?
通常料金で両施設を利用する15〜64歳の一般大人なら、後楽園500円と岡山城500円で合計1,000円です。共通券なら800円なので、1人あたり200円、2人なら合計400円の節約になります。
ただし、共通券は大人向けです。後楽園は高校生以下の入園無料措置が2027年3月31日まで案内されている一方、岡山城では15歳以上が通常500円です。高校生が両施設を訪れる場合などは、共通券の対象条件を確認し、個別購入と比較してください。
65歳以上の人にも注意点があります。後楽園のシニア料金は200円ですが、シニア専用の後楽園・岡山城共通券はありません。岡山市在住の65歳以上の人は岡山城の入場料免除対象となるため、住所や年齢などの条件を確認して個別に購入・利用する方が合理的です。
岡山城の料金改定もチェック
岡山市の公式観光情報サイトは、2026年1月26日付のお知らせで、同年4月1日から岡山城の入場料を改定すると発表しました。大人料金は従来の400円から500円へ、小・中学生は100円から無料へ変更されています。古い旅行記事には改定前の料金が残っている場合があるため、訪問日現在の公式案内を基準にしましょう。
なお、後楽園と岡山城の共通券には、林原美術館などを加えたセット券もあります。美術館まで巡る予定がある人は、追加料金だけでなく、各施設の休館日や特別展の開催状況も合わせて確認すると、費用を抑えやすくなります。
【見どころを押さえる】延養亭・唯心山・流店と岡山城天守閣
後楽園と岡山城は、庭園と城という異なる見どころを一度に楽しめる組み合わせです。効率よく回るには、建物の名前を覚えるだけでなく、それぞれが何を伝える場所なのかを知っておくと、散策がより充実します。
延養亭:歴代藩主が眺めた庭園の中心
延養亭は、岡山藩主の居間として使われた後楽園の重要な建物です。園内外の景観を一望できるように設計され、歴代藩主もここから庭園を眺めました。戦災で焼失しましたが、1960年に築庭当時の間取りをもとに復元されています。
通常は内部非公開ですが、春と秋には期間限定で内部公開が行われることがあります。建物の外観だけを見る場合と、内部公開に合わせて訪れる場合とでは、見学に必要な時間が変わります。
唯心山:庭園の景色を立体的に楽しむ場所
唯心山は、後楽園を築いた池田綱政の子、池田継政の時代に築かれた小山です。平面的な庭園に立体的な景観を加える役割を持ち、山腹には唯心堂、斜面にはツツジやサツキが植えられています。
池や芝生を眺めるだけでなく、高さのある場所から庭園を見渡すことで、景観の組み立て方が分かりやすくなります。写真撮影を重視する人は、唯心山を優先スポットに入れておくとよいでしょう。
流店:水路と奇石が特徴的な建物
流店は、建物の中央に水路を通し、色彩豊かな奇石6個を配置した珍しい建物です。かつて藩主の庭園散策や賓客の接待に伴う休憩所として使われ、戦災を免れた建物の一つでもあります。
後楽園の散策コースでは、唯心山と並んで押さえておきたいスポットです。なお、後述する「流れ橋」とは別の施設です。名前が似ていますが、流店は庭園内の建物、流れ橋は旭川に架かる木橋を指します。
岡山城天守閣:黒い外観と歴史展示に注目
岡山城は、宇喜多秀家によって築かれた城で、天守は1597年ごろに完成したとされています。黒い下見板張りの外観から「烏城(うじょう)」の別名を持ち、天守台や1階平面が不等辺五角形をしている点も特徴です。
築城当時の天守は1945年の空襲で焼失し、1966年に再建されました。その後、2022年11月3日に「令和の大改修」を経てリニューアルオープンしています。現在の天守内では、岡山の歴史や城主、城下町の成り立ちなどを展示で学べます。
最上階からは旭川や後楽園、市街地を望めます。後楽園から眺めた岡山城を、今度は城の上から見返すと、2つの名所が地理的にも歴史的にもつながっていることが実感できます。

【2026年秋の注意点】月見橋の工事と園内の通行止め
2026年10月に後楽園と岡山城を訪れる人は、橋の工事情報にも注意が必要です。月見橋は両施設を結ぶ重要な徒歩ルートですが、塗装補修工事が進められています。
岡山市が2026年10月24日に公表した資料によると、前日の23日夜、月見橋の塗装補修工事に伴う足場の設置作業中に作業員が転落し、その後死亡が確認されました。同市の発表では、橋の通行は通常どおり可能とされています。観光で通行する際は、現地の案内や規制に従い、安全を優先してください。
もう一つ、混同しやすいのが後楽園東側の「流れ橋」です。岡山市は2026年10月23日、老朽化による損傷が見つかったため、前日19時ごろから通行止めにしたと発表しました。解除時期は未定とされています。
流れ橋の通行止めは、庭園内の建物「流店」の閉鎖を意味するものではありません。観光計画を立てる際は、2つの名称を区別し、流れ橋を使う予定のルートは避けるか、当日の案内に従って変更してください。
また、後楽園公式サイトでは、2026年11月20日から29日まで夜間特別開園「秋の幻想庭園」の開催が案内されています。夜間イベントを目当てに訪れる場合は、通常の開園時間と異なる可能性があるため、開催日の最新案内を確認することが大切です。
【プロの結論】時間と目的で後楽園・岡山城の回り方を決める
後楽園と岡山城を効率よく楽しむために大切なのは、単純に歩く距離を短くすることだけではありません。後楽園の開園時間を活用し、南門から岡山城へ抜ける流れを基本にしながら、どこに時間をかけるかを先に決めることです。
時間別に考えるなら、次のようなプランが目安になります。
- 約2時間:後楽園を40分ほどで散策し、月見橋を渡って岡山城の天守閣を見学する。移動や入場待ちがあるため、混雑時は余裕を持つ。
- 約3時間:後楽園を約1時間かけて巡り、岡山城でも展示や最上階からの景色を楽しむ。初めての観光におすすめ。
- 約4時間以上:後楽園を2時間かけてじっくり散策し、岡山城の歴史展示も見学する。写真撮影や休憩も楽しみたい人向け。
ここで示した時間は、両施設を組み合わせるための計画上の目安です。後楽園公式の40分・1時間・2時間という所要時間は、あくまで庭園の散策コースに対する目安であり、岡山城の見学時間や駅からの移動時間は含まれません。
費用を抑えたい一般大人は共通券800円を選び、庭園の景観を楽しみたい人は後楽園の滞在時間を長めに設定するのがおすすめです。一方、城の歴史や展示を中心に見たい人は、岡山城の見学時間を十分に確保してください。高齢者や高校生以下の人は、共通券を買う前に個別料金を比較すると無駄な出費を避けられます。
歩きやすい靴も欠かせません。後楽園公式サイトは、園内には段差や坂道が多いとして、歩きやすい靴での来園を案内しています。天候や体力に合わせてコースを短縮し、無理のないペースで巡ることが、満足度の高い観光につながります。
【後楽園岡山城回り方】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:後楽園と岡山城は、どちらを先に回るのがおすすめですか?
A1:基本的には後楽園を先に回り、南門から月見橋を渡って岡山城へ向かう順番がおすすめです。後楽園は岡山城より早く開園するため、朝の時間を有効に使えます。ただし、午後から観光する場合や夜間イベントに参加する場合は、それぞれの開館・開園時間を確認して順番を調整してください。
Q2:後楽園から岡山城まで徒歩で何分かかりますか?
A2:後楽園の南門から月見橋を渡り、岡山城方面へ進むルートは徒歩約5分が目安です。後楽園の正門から向かう場合は、園外の道を南門側へ回り込むため、さらに時間がかかります。園内の散策後は、南門へ向かう案内表示を確認しましょう。
Q3:後楽園と岡山城の共通券はいくらですか?
A3:2026年10月27日時点の公式案内では、大人向けの共通券は800円です。後楽園と岡山城を個別に購入すると合計1,000円なので、200円お得になります。ただし、共通券は大人向けで、シニア料金や高校生以下の無料措置が適用される人は個別料金を比較するのがおすすめです。
まとめ:2026年の後楽園と岡山城は南門ルートを軸に計画しよう
後楽園と岡山城を効率よく巡るなら、後楽園を先に散策し、南門から月見橋を渡って岡山城へ向かうルートが基本です。後楽園の散策は40分・1時間・2時間のモデルコースを目安にし、岡山城の見学時間と駅からの移動時間を別に確保してください。
料金面では、一般大人なら共通券800円が個別購入より200円お得です。後楽園は季節によって開園時間が変わり、岡山城は17時が最終入場時刻となるため、訪問当日の営業時間を確認しておくことも欠かせません。
さらに、2026年10月は月見橋の補修工事が進行中で、後楽園東側の流れ橋も通行止めになっています。出発前に最新の現地案内を確認し、見学したい場所と滞在時間に合わせてルートを選べば、限られた時間でも岡山を代表する2つの名所を満喫できます。 (出典: 後楽園 岡山城 回り方(Yahoo!ニュース))