Google検索の「Not Filtered By License」とは?意味・画像の著作権・商用利用を2026年徹底解説
Google画像検索や詳細検索で見かける「Not filtered by license」。日本語に訳すと「ライセンスで絞り込まない」という意味です。画像を自由に使えるという許可表示ではなく、検索結果をライセンス条件によって制限していないことを示しています。
この違いを理解しないまま画像をダウンロードし、ブログやSNS、広告、企業サイトなどに掲載すると、著作権侵害や利用規約違反につながる可能性があります。Google検索の公式ヘルプでも、画像のライセンス情報を確認し、提供元の正確な利用条件を調べることが推奨されています。
📌 【この記事の重要ポイントまとめ】
- 意味:「Not filtered by license」は、ライセンス条件による検索結果の絞り込みを行わない設定。
- 注意点:表示された画像が無料、著作権フリー、商用利用可能であることを意味しない。
- 確認方法:画像の掲載元とライセンス詳細を確認し、クレジット表記・改変・商用利用・再配布の条件を調べる。
【意味を解説】Not filtered by licenseの日本語訳と本当の意味
「Not filtered by license」は、英語の「Not filtered(フィルターで絞り込まれていない)」と「by license(ライセンスによって)」を組み合わせた表現です。
自然な日本語訳は「ライセンスで絞り込まない」「使用許諾条件によるフィルターを適用しない」です。Googleの検索画面でこの選択肢が表示された場合、画像の利用条件を基準に検索結果を限定していないことを意味します。
ここで押さえておきたいのは、検索条件と著作権上の利用許可は別のものだという点です。
- Not filtered by license:ライセンス条件で検索結果を絞り込まない。
- Free to use:利用可能な条件が設定されていることを示す表現。ただし、具体的な許可範囲の確認が必要。
- Creative Commons licenses:クリエイティブ・コモンズのライセンスが付与されたコンテンツを探すための分類。
- Commercial or other licenses:商用ライセンスなど、クリエイティブ・コモンズ以外のライセンス情報を持つコンテンツを探すための分類。
例えば、写真家が撮影した風景写真が検索結果に表示されたとします。その写真にライセンスによる絞り込みを適用していなければ、再利用が許可されている写真も、著作権者の許諾が必要な写真も検索対象になり得ます。
つまり、Not filtered by licenseは「自由に使える画像」という意味ではありません。あくまで検索条件を表す言葉です。

【2026年最新】Google検索の利用権フィルターはどう機能する?
Googleの公式ヘルプ「使用と共有が可能な画像を探す」によると、Googleは画像の掲載サイトや画像の提供元から得られる情報を基に、利用条件に関する検索フィルターを提供しています。
そのため、Googleが画像の権利関係を一つずつ調査し、使用許可を保証しているわけではありません。検索結果にライセンス情報が表示されていても、最終的には画像の提供元で条件を確認する必要があります。
2026年10月時点で確認できるGoogle公式ヘルプでは、画像検索のライセンスフィルターと、詳細検索の利用権に関する設定を区別して理解することが大切です。英語の詳細検索画面には「Not filtered by license」という選択肢があり、Google画像検索では「ライセンス」からライセンスの種類を選ぶ操作が案内されています。画面の名称や選択肢は、検索サービス、言語、端末などによって異なる場合があります。
Google画像検索でライセンス情報を確認する基本的な手順は次のとおりです。
- Google画像検索で使用したい画像を検索する。
- 検索結果の「ツール」を開く。
- 「ライセンス」から目的に合うライセンスの種類を選択する。
- 候補の画像をクリックして詳細を表示する。
- 「ライセンスの詳細」から、提供元の利用条件を確認する。
- 掲載元のサイトでもライセンス表記や利用規約を確認する。
なお、検索画面にライセンス情報が表示されないことと、利用許可が存在しないことも同義ではありません。個別の許諾契約がある場合や、別の場所で条件が示されている場合もあるため、掲載元の確認が欠かせません。
【比較表】Not filtered by licenseとFree to useの違い
Google検索のライセンスフィルターを理解するうえで、特に混同しやすいのが「Not filtered by license」と「Free to use」の違いです。前者は検索方法、後者は利用可能性に関する表現であり、意味する内容が異なります。
| 表示・分類 | 意味 | 利用前に確認すること |
|---|---|---|
| Not filtered by license | ライセンス条件による絞り込みを行わない | 掲載元、著作権者、利用許諾の有無 |
| Free to use | 利用が可能とされる条件を示す表現 | 対象となる用途、料金、クレジット表記など |
| Creative Commons licenses | CCライセンス付きのコンテンツを探す分類 | BY、NC、ND、SAなどの条件 |
| Commercial or other licenses | 商用ライセンスなどの情報を持つコンテンツを探す分類 | 購入の必要性、利用範囲、契約条件 |
| ライセンス情報が見つからない画像 | 検索結果だけでは再利用条件を判断できない | 権利者への問い合わせ、別の利用可能な素材の検討 |
この比較で重要なのは、フィルターを変更しても画像の著作権そのものが変化するわけではないということです。検索条件は候補を探すための手段であり、利用許可を成立させる契約ではありません。
また、「Free to use」と表示されていても、すべての商用利用、加工、再配布が認められるとは限りません。Googleの詳細検索には利用や共有、改変、商用利用に関する選択肢がありますが、選択した条件と実際のライセンス内容を照合する必要があります。

【ライセンスの基礎知識】Creative Commonsと商用利用の条件
Creative Commons(クリエイティブ・コモンズ、CC)は、著作権者が作品の利用条件をあらかじめ示すためのライセンス体系です。CCライセンスが付いている画像でも、すべての使い方が無条件で認められるわけではありません。
代表的なライセンスの意味を整理すると、次のようになります。
- CC BY:適切なクレジット表記などの条件を守れば、商用利用や改変も認められる。
- CC BY-SA:クレジット表記が必要で、改変した作品を公開する場合は同一または互換性のあるライセンスを適用する条件がある。
- CC BY-ND:クレジット表記が必要で、改変した作品の共有は認められない。原則として改変せずに利用することが条件となる。
- CC BY-NC:クレジット表記が必要で、非営利目的に限って利用できる。
- CC BY-NC-SA:非営利利用に限られ、改変した作品の共有にはライセンス条件が適用される。
- CC BY-NC-ND:非営利目的で、改変せずに利用することを条件とする。
これらの条件は、クリエイティブ・コモンズの公式ライセンス説明に基づくものです。実際に使用するときは、対象作品に付与されたライセンスのバージョンや追加条件も確認してください。
特に注意したいのが、商用利用と収益化の関係です。企業の広告、商品販売、販促資料などに使用する場合はもちろん、広告収入を得るブログや動画での使用も、利用状況によっては商用利用に当たる可能性があります。「個人のサイトだから非営利」と決めつけるのは危険です。
一方、商用ライセンスは必ずしも有料とは限りません。無料で商用利用できる素材もあれば、料金の支払い、使用媒体の制限、掲載期間の指定などがある素材もあります。無料か有料かだけではなく、許可されている用途を確認することが大切です。
【実践ガイド】画像の著作権を確認する方法と再利用の手順
画像の再利用で失敗を避けるには、検索結果の表示だけで判断せず、画像の出所と許可条件を順番に確認します。次の手順は、ブログ記事、企業サイト、SNS投稿、プレゼンテーションなどで画像を利用する場合にも役立ちます。
1.画像の掲載元と権利者を確認する
Google画像検索から元の掲載ページへ移動し、撮影者、制作者、権利者、素材の配布元を確認します。検索結果のサムネイルだけでは、誰が権利を持っているのか判断できない場合があります。
2.ライセンスの詳細と利用規約を読む
画像に付与されたライセンスの種類、利用可能な媒体、商用利用の可否、改変の可否、クレジット表記の方法を確認します。ライセンス情報と掲載元の説明が一致しない場合は、権利者や配布元に問い合わせるのが安全です。
3.画像を加工する場合は改変条件を確認する
トリミング、色調補正、文字の追加、合成、AIによる編集などを行う場合は、改変が認められているかを確認します。特にND(改変禁止)の条件が付いた画像は、編集した画像を共有する前に慎重な確認が必要です。
4.クレジット表記を適切に行う
クレジット表記が必要なライセンスでは、指定された作者名、作品名、ライセンス名、ライセンスへの案内などを、条件に沿って表示します。単に「画像出典:Google」と記載するだけでは、著作権者の表示やライセンス上の義務を満たさないことがあります。
5.肖像権や商標など、著作権以外の権利も確認する
画像の著作権者が利用を許可していても、写っている人物の肖像権やプライバシー、商標などの問題が別に生じることがあります。人物の写真を広告に使用する場合や、商品・ブランドのロゴを含む画像を利用する場合は、特に注意が必要です。
文化庁の著作権関連情報でも、他人の著作物を利用する際には、著作権だけでなく著作者人格権や肖像権、利用条件などの確認が必要になる場合があると説明されています。
なお、出典を明記すれば必ず利用できるわけではありません。引用として認められる場合などを除き、著作権者の許諾や適用されるライセンスの条件が必要になることがあります。

【要注意】ライセンス未確認で画像を再利用するリスク
ライセンスを確認せずに画像を掲載した場合、著作権者から削除を求められたり、利用条件に応じた対応や損害賠償などの問題に発展したりする可能性があります。企業やメディアの場合は、画像の差し替えに加えて、記事や広告の修正、公開停止などの対応が必要になることもあります。
よくある誤解は、次の3つです。
- 誤解1:Googleに表示されている画像は使ってよい。
検索結果への掲載は、再利用の許可を意味しません。 - 誤解2:無料でダウンロードできれば商用利用できる。
無料配布と商用利用の許可は別の条件です。 - 誤解3:作者名を書けば著作権の問題は解決する。
クレジット表記は必要な条件の一つですが、許可されていない用途まで認めるものではありません。
さらに、画像の掲載元が誤ったライセンス情報を表示している可能性や、権利を持たない第三者が無断で画像を配布している可能性も考慮する必要があります。Googleの公式ヘルプも、ライセンス情報の正当性を確認し、ライセンス提供元と画像の掲載サイトの両方で条件を確認するよう案内しています。
利用条件が分からない画像をどうしても使いたい場合は、権利者に許諾を求める方法があります。許可が得られない場合や権利者を特定できない場合は、利用条件が明確な別の素材に切り替えることも現実的な選択肢です。
【プロの結論】Not filtered by licenseを使うべき人・避けるべき人
Not filtered by licenseは、画像を幅広く探したい人にとって便利な設定です。ライセンス条件で検索結果を限定せず、画像の候補を調査したい場合に適しています。ただし、画像をそのまま再利用できる素材だけを探している場合には、この設定だけで候補を選ぶべきではありません。
向いている人は、画像の出所を調べたい人、参考資料を集めたい人、利用条件を確認したうえで素材を選びたい人です。一方、広告や商品パッケージ、企業の公式サイトなどで使う画像を急いで探している人は、ライセンス情報の確認を前提に候補を絞り込むほうが効率的です。
実務では、次の判断基準を採用すると整理しやすくなります。
- 閲覧や参考資料として使うだけなのか、画像データを転載するのかを区別する。
- 個人利用か商用利用かを明確にする。
- 加工や再配布を行う予定があるかを確認する。
- 必要なクレジット表記やライセンス条件を満たせるかを確認する。
- 許諾の根拠となるライセンスページや契約内容を保存しておく。
最後の点も見落とせません。画像を利用した時点のライセンス表示、掲載元の利用規約、権利者から受けた許諾の記録を保存しておけば、後から条件を確認するときに役立ちます。ただし、記録を残すこと自体が利用許可を生むわけではありません。
画像の再利用において重要なのは、検索結果に何と表示されているかだけでなく、誰がどの条件で利用を認めているかを把握することです。
【what does not filtered by license mean】に関するよくある質問(FAQ)
Q1:Not filtered by licenseは日本語でどういう意味ですか?
A1:「ライセンスで絞り込まない」という意味です。検索結果をライセンス条件によって制限しない設定であり、画像の利用許可を示す表示ではありません。
Q2:Not filtered by licenseの画像は無料で使えますか?
A2:必ずしも使えるとは限りません。著作権で保護された画像も検索対象になり得るため、掲載元のライセンスと利用条件を確認してください。
Q3:Google画像検索で商用利用できる画像を探すには?
A3:「ツール」から「ライセンス」を選び、目的に合うライセンスの種類で絞り込みます。その後、画像の「ライセンスの詳細」と掲載元の利用規約を確認し、商用利用や改変が認められているかを調べてください。
Q4:Free to useとNot filtered by licenseは同じですか?
A4:異なります。Not filtered by licenseはライセンスによる絞り込みをしない設定で、Free to useは利用可能な条件を示す表現です。Free to useと表示されていても、具体的な利用条件の確認は必要です。
Q5:画像の作者名を記載すれば自由に再配布できますか?
A5:作者名の記載だけでは不十分な場合があります。再配布が許可されているか、改変や商用利用に制限がないか、指定されたライセンス条件を満たしているかを確認してください。
まとめ:Google検索のライセンス設定で失敗しないために
「Not filtered by license」は、Google検索でライセンス条件による絞り込みを行わないことを示す設定です。「自由に使える」「著作権フリー」「商用利用可能」といった意味ではありません。
Googleの利用権フィルターは、再利用できる可能性のある画像を探すための便利な機能ですが、利用許可そのものを保証するものではありません。2026年現在も、画像を再利用する際は検索画面の表示だけで判断せず、掲載元のライセンス情報や利用規約を確認することが基本です。
特に、商用利用、画像の加工、再配布を予定している場合は、ライセンスの種類と許可範囲を確認し、必要なクレジット表記やその他の条件を守る必要があります。条件が不明な場合は権利者に問い合わせるか、利用許可が明確な素材を選ぶことが安全です。
覚えておきたいのは、検索できることと、利用できることは別だという点です。この違いを理解しておけば、Google画像検索をより適切に活用し、著作権上のトラブルを避けながら必要な素材を選びやすくなります。 (出典: what does not filtered by license mean(Yahoo!ニュース))